新鮮なものに対する興味

子供の気に入ったモノを説明したいとき、適当な写真が見つからず、伝わらないか
なーと半ばあきらめながら文字を売っていることも多いのですが、今回は見つけまし
た。
http://www.e-tonya.jp/omatsuri/event21171.html

このヨーヨー、5月のゴールデンウィークに友人の家に遊びに行ったらおいてあり
した。
息子用にも一つ購入してくれていて、もらったんですが、見た目が気持ち悪いのか、
触るのも嫌がっていました。
ところが、先日、家の近くで売っているのを見つけた息子が猛烈にこれが欲しいと言
い出し、安かったので買ってあげた、ということがあったそうです、妻によれば。

で、今朝、寝ているところを息子にたたき起こされ(文字通り、叩いて起こされ)、
見てほしいものがあると連れて行かれた先でこれを見せられたわけです。
平日です。
わたしはこれから会社に行くんです。
まあ、嬉しそうな息子の姿を見ると、よかったね、としか言葉が出ませんでしたが。

息子は、と言うことではなく、子供は皆、なんだと思いますが、新しく手に入れたも
のが大好きです。
もしかしたら大人だってそうなのかもしれません。

そして、新しく手に入れたものは、ほぼ必ず、翌朝、私に見せてくれます。
夜は寝ている時間に帰宅して会えないから朝しかないのですが、朝は朝であまり時間
がなく、ちょっと見て、よかったねー、と返すだけ。
一緒に遊んであげられるともっといいのにな、と思っていました。

今週末は珍しくおもちゃを買ってあげました。
と言っても100均ですし、銃を撃つとテニスボールほどのスポンジの玉(銃と紐で結
ばれていてなくならない)が飛び出すものです。
朝、今日は何をして遊ぼうかと話をして、息子が行きたいところに行ったのですが、
混雑していて待ち時間がとても長いことが分かり、そこを諦めてもらう代わりに何か
買ってあげる、と言うことになったのです。

レジでお金を払って、受け取った時から、寝る直前まで、ほぼずっと持っていました
(お風呂場にも持っていきたいと騒ぎましたが、使えなくなるよ、と言うとすぐにあ
きらめられました)。
スーパーに買い物に行った際は、ここでは発射しないでね、とお願いしたのに発射し
てしまい、なんでだろうと半べそを書いて、ママに持っていてとお願いしたことはあ
りましたが。

外の公園では、初め、木に向かって撃ったり、ベンチに向かって撃ったりしていまし
た。
が、やはり人に向かって撃つのが楽しいらしく、私がさんざん的になりました。
親として面白いのは、息子は打ち返すのが好きだ、と言うところです。
なんで、(息子の)腕を叩いてみて、とか、パンチしてみて、と言うのです。
で、それに対して、よくもやってくれたな、もう許さないぞ!と言いながら、銃を
ぶっぱなつのが楽しいようです。

少し変わったバージョンだと、息子が人形になり、調査する父親私)が動かない
なーと言いながら踵を返したところで打ち込むのも好きでしたね。
まあ、何であれ、息子が好きなら楽しいならそれでいいのです。と思っているのは数
分の事で、私はすぐに飽きてしまうのですが。

こんなに好きだったおもちゃですが、翌朝、見せびらかされることもなければ、妻に
よると昼間にそれを使って遊んでいる様子もないそうです。
とりあえず、目新しさが消えたら、興味がなくなるのでしょうか。