二度目の雪

先日行ったスキー場への旅行で、雪遊びがとても楽しそうだったので、シーズンが終わる前にもう一度、行ってきました。

今回は日帰りです。

日帰りですし、私たち両親が滑ることは諦めたので(泣く泣くあきらめたのではなく、息子と遊んでいる方が楽しい、と前回気づきました)、荷物

が少なくてすみました。

ただ、今回は子供の遊び場(キッズパーク)が有料だったことから旅費を含めて1日にしてはえらく高価なものについたような気がしています。

雪質が悪いのは、滑る人にとっても大問題なのですが、息子にとっても、雪を集めて投げられない、という意味で悪条件でした。

そりが上手く滑らずに止まってしまったりもしましたし。

ただ、そうはいっても白銀の世界、勝手知ったる両親だけと遊べる時間は楽しいらしく、午前2時間、お菓子で釣って休憩、その後1時間半、目い

っぱい遊んで、最後は帰りたくないと駄々をこねて、お昼を食べて帰ってきました。

プラスチックでできた、雪玉を作る道具(100均で売っていそうな)は、前回、多くの子供がもっていてうらやましそうだったのですが、今回は無

料で貸し出してくれていたので、ずっと握っていました。

タイヤ(ゴムチューブ)で滑るコースがあったのですが、その時も手放したくなかったと抗議しています(上で大人が預かっていることを条件に手

放してくれましたが)。

ちなみに、この道具、息子が遊んでいたからなのかもしれませんが、後から来た他の子供にも大人気。

のみならず、キッズパークに遊びに来ていた外国人旅行者の方も、興味津々といった様子でした(実際に手に取って楽しそうに遊んでいました)。

息子は(妻も)帰りの車内ではぐっすり眠り、遊び疲れるまで満足してくれたことはうれしかったです。

この日、息子が自分の感情について説明してくれたことが2回あったので、それを書き残しておきたいと思います。

一つは、ドライブの最中、発達支援教室に行きたくない、という話をしていて、どうして行きたくないの?と聞いたときのことです。

発達支援教室では、朝の課題の後、大きな教室に移動して、他のクラスの子供も一緒に体操をするのですが、これが嫌とのこと。

さらに、身体を動かすことが嫌いなわけではなく、最近みんなでやる体操も少しずつ動き方を覚えてきたのに何が嫌なのかを聞いてみました。

すると、子供が一杯いていやだ、とのこと。

大人数で集まるのは昔から苦手ではありますが、自分で言葉にして説明できるようになったこと、そんな成長がうれしい一コマでした。

そしてもう一つは、雪山から帰ってきて、晩御飯を外食にしようかと話していた時のことです。

隣り駅まで電車で行こうとしたのですが、どうしても、車で行きたいと言い張るのです。

今日は一杯ドライブしたじゃん、なんで車がいいの、と聞くと、、

飴をなめたいから、という答え。

私は意味が分からず、飴なら電車で舐めてもいいんじゃない?、と言いました。

しかし、息子が舐めたかったのは棒付きの飴(チュッパチャップスみたいな)で、妻が電車では、棒付きの飴を許可していないとのこと。

まあ、のどに刺さったら危ないし、汚い手で他人様に触ってしまうかもしれませんし、それはそうかな、と。

ただ、息子がここまできっちり説明できるなんて、と成長がを実感しました。

息子が来年まで、雪山の楽しさを覚えているかどうか分かりません。

来年は行ってみたら、寒さにめげてしまうのかもしれません。

成長すると言うことは、好みが変わる、ということでもあります。

それでも今年、雪山で遊べたことが、楽しかった思い出の一部なってくれたらうれしいなあと思っています。