週末は土曜日が雨でしたが、翌日曜日は晴れていたので、近くの河川敷に花見に行ってきました。
桜はまだ五分咲きといったところでしょうか。
川沿いなので、散歩している人も多かったのですが、夜に備えてでしょうか、ブルーシートを広げて手持無沙汰そうにしている人も多く、平和な光景が広がっていました。
息子は花見には全く興味がないらしく、出発前から、行きたくない、歩きたくないを連呼するので、お菓子で釣って歩いてもらいました。
ただ、途中からは楽しくなったようで、坂道を走り降りたり、道端の虫を気味悪がったり、川の流れをじっと眺めていたりしました。
途中で河川敷を離れて、大きな池のある公園に行きました。
この池では、ボートの貸出を行っています。
足こぎと、手こぎがあるのですが、以前、足こぎに乗ったことを覚えていたらしく、また乗りたい、と言うので、ボートを借りることにしました。
足こぎボートは、私には少し小さく、前回はとても腰が痛くなりました。
今回は妻の腰が完治していないこともあり、漕ぎ手が一人では心もとなく、手漕ぎボートを借りることにしました。
オールを動かしてボートが進む様子は、たいそう楽しいようで、景色が変わっていくのを、鴨がボートの近くを泳いで通り過ぎるのを、息子は楽しく眺めていました。
自分でもオールを動かしてみたいらしく、2本同時はさすがに無理で一本だけを握りしめ一生懸命いじっていました。
また、池には船のラジコンを浮かべて遊んでいる大人(ほとんどがおじいさん)もいて、ラジコンを恐らくは息子のためでしょうか、ボートに近づけて走らせてくれたので、それを眺めて歓声を上げていました。
出かける前から、ピクニックがしたい、と言っており、その意味するところは、屋外で食事がしたいと言うことなのですが、今回寒そうで断念してもらいました。
ただ、池の周りにはお弁当を広げる家族、友人も多くいました。
もうすぐピクニックができる季節になるだな、とも思いますし、そのような季節がまた廻ってきた、とも思います。
さて、発育支援の教室はお休み中ですが、息子は久々に教室に行ってきました。
知能テストを受けるためです。
平日に行われたテストの様子は妻から聞くだけですが、後日、当日のレポートが送られてきましたので、目を通しました。
知能レベルについては現段階では遅れが見られず、特段の問題はないこと。
今回はテストに挑む態度についても観察して居たところ、事前に何をするのかを把握し、ふざけないで取り組むことを約束させてから始めたところ、テストが支障なく行えたこと。
そして、指先の力が弱く、本人(息子)がそれに対して苦手意識を持っていること。
等が書いてありました。
知能面での問題が見られないことは、私たち両親もそうだろうと思ってはいました。
もちろん、現時点での、という注釈つきであり、今後の学習によってはどうなるか分からないものです。
そして、学習の場である学校に馴染めなければ、知能(というか知識)が遅れる可能性もあるのでしょう。
とはいえ、客観的に問題がないことが一つ意見としてもらえて、とても安心したこともまた事実です。
指先の力が弱いことについても、同年代の子供との比較ではないのですが、気にはなっていました。
ただ、それを息子本人も気にしていた、とは思っていませんでした。
最近、ブランコに乗って、歌を歌うのが好きな遊びの一つなのですが、その際に歌う歌は、息子の自作の歌がほとんどです。
テレビを見る機会が少ないことから、知っている歌がないからなのか、と思っていましたが、妻によれば、知っている歌がないことはその通りであるものの、完全に歌詞とメロディを覚えている歌でないと、自信がないから歌わないのだそうです。
以前、発育支援教室の見学に行った際、みんなで行うダンスに参加していないことがありましたが、これも自信の無さから来るもののようです。
指先のチカラは、鍛えることでついてくる、つまり使うことが一番の解決策のようなので、積極的に使えるように促そうか、という話を妻としました。
「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ」、はオリンパスのCMで使われているキャッチフレーズですが、息子もココロとカラダが互いに互いを引っ張って成長していってほしいものです。