成長までの流れ

子供と言うのは、連続的に、一歩一歩成長していくのではなく、ある日、ある時を境に、今までできなかったことが突然できるようになる、と言う成長の仕方をします。

子供、に限らず、成長と言うのは、そういうものなのではないか、と思います。

そして、大人になるにつれ、この成長を人為的に、より小さい単位で行うことができるようになるのでしょう。

 

息子が1歳なった夏から、毎年、夏休みに一泊で海に行っています。

海水浴場は異なりますが、宿は毎年同じ宿に泊まっています。

 

1歳の初めては、あるき始めたばかりで海に、水に、入ることなんて想像できませんでした。

遠くから海を眺め、砂をいじって遊んでいました。

 

2歳は、水着、浮き輪を用意して、海に入る気まんまんで行きました。

結果は、設置したテントから波打ち際に楽しそうに走って行ったその時、たまたま強い波が来て、顔に水がかかり、大泣き。

それから水に近づくことはありませんでした。

 

3歳は、水の怖さを知ったのか、積極的に水に入ろうとはしませんでしたが、抱っこしながら水に入ることができました。

ただ、基本的には、波打ち際で砂をいじって遊んでいましたが。

 

そして4歳になる今年、やっぱり抱っこされて海に入り、途中で水から出たいと言い出しました。

でも、今年は昼食の後、もう一回、海に入りたい、と自分から言い出したのです。

 

こうして時系列で並べてみると、少しずつですが、確実に成長していることが実感できます。

その時系列での整理を記憶だけに頼らず、手助けするものとして、このブログを書いているのですが、最近は忙しくて更新が滞っていました。

 

そういえば、昔から水遊びが大好きな息子でした。

でも、幼稚園のプールの時間は大嫌い。

なぜなら、他の子が跳ねあげた水が顔にかかるのを嫌がるからです。

今年のプールが始まった時期も、幼稚園のプールはいやだいやだ、と言っていたのです。

 

ところが、この時期になって、すっかり水が顔にかかることが平気になりました。

わずか1か月前には想像もできなかったことなんです。

 

水繋がりでは、最近、トイレがとても頻繁です。

一度行きたくなると、気になってしまうようで、15分おき、場合によっては5分おきに行きたい!と言ったりします。

 

面白いなあと思うのは、息子は水が流れる様子が大好きなので、用を足した後は、自分で流そうとします。

昔、まだ背丈が足りなかったころは、男性用の男子トイレの上についている人感センサーに手を伸ばしても届かず、抱っこして、手をかざしていたものでした。

立ちトイレについては、今でも、必ず流そうと頑張ります。

 

一方で、座る方は、かなりの頻度で流そうとしません。

流してないよ、と指摘すると、どうやって流していいか分からない、と返事が返ってきます。

分からないはずがないんですよ、どこでも同じですし。

もしかしたら、便座を流れる水、はあまり好きではないのかもしれません。

 

いずれにせよ、頻繁なトイレは少し落ち着いてくれないかな、早く懐かしく思い出せるようにならないかな、と思います。

親の都合ですが、外出するときに、とても面倒で。