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復帰後の1か月

3ヶ月の休養期間を経て、4月から幼稚園に復活してほぼ1か月。

思っていたよりも幼稚園生活は順調のようです。

 

順調に思える要因はいくつかあるようなのですが、

・朝、幼稚園に行きたくないと口にする回数が減った

幼稚園の入口で泣き喚いて帰りたいと抵抗することがほぼなくなっ

・幼稚園で床に寝そべることなく座っていられるようになった

・友達に手をあげることがなくなった

・幼稚園にいる最中の表情が柔らかくなった

などなど。

 

発達支援教室に通って成長したなあ、と親も幼稚園の先生方も、感謝している状況です。

もちろん、発達支援教室に通うことでできるようになったこともありますし、息子が頑張っていると思えることもあります。

しかし、個人的に大きいと思っているのは、これらに加えて、幼稚園の先生方ががんばってくれていることです。

 

進級式の日に、一日の予定を記載したイラストを用意してくれていましたが、これは発達支援教室で行っており、息子には効果があった方法を幼稚園の先生が取り入れてくれたものです。

あるいは、先生が100均の滑り止めシートを買ってきて、椅子に張り付けてくれた、ということもありました。

息子が椅子にちゃんと座っていられないことへの対策として、です。

発達支援教室ではひじ付の椅子を用意してくれていました(もっと小さい子用の椅子に下駄をはかせて息子に使わせてくれていた)。

息子が座っていられないのは、本人が嫌がるからという本人の問題(というか成長の遅れ)だけではなく、身体能力的にまだ座っているのが困難という面もあるようで、ひじ付椅子はその対策です。

幼稚園でも座っているのが困難なのは同じなのですが、方法は違えど、身体能力の不足をカバーするような対策を考えて、実行してくれていたということです。

 

これは息子のためだけではないのですが、年少では各クラスに2の先生がいることに加え、クラス関係なく年少全体を見る先生がいました。

年中からは本来各クラスの担任だけになります。

しかし、今年から、クラス関係なく年中全体のサポートをしてくれる先生が一人追加になったのです。

 

息子のためだけはない、という話の補足ですが、幼稚園から発達支援教室に通う子供が今年は二人、追加になったと聞いています。

これまでと比べて、支援教室に通う子供が増えているのです。

その幼稚園に特殊な事情があるとはあまり思えないので、通う必要のある子供を見つけ、受け入れるだけの体制が整ってきているということだと思います。

詳細は把握していませんが、息子は今年から、行政の試験的な支援事業の対象にもなっています。

これは、発達支援教室、幼稚園の関係者の皆様が受け入れてくれたことで実現したものです

たまたまではありますが、息子にとって必要な時期に、必要な手当てがなされていることに本当に、感謝の気持ちが止まりません。

 

さて、一方で、昨年度にはなかった課題もいくつか浮上してきました。

全体としてどうまとめていいものやらと思うので、出来事を二つ書き留めておきたいと思います。

 

一つ目は、幼稚園で体操の時間があるのですが、その中で鬼ごっこをしているときのことです。

先生が鬼になり、園児たちを追い回すのですが、これが怖くて泣いてしまったようです。

先生は、鬼が怖いのかと思い、2回目は、鬼ではなくバイキンマンが追ってくるから逃げて、という設定に変更してくれたようなのですが、これも効果なく、怖くて泣いてしまいました。3回目はバイキンマンをオオカミに変更してみたところやっぱりだめ。

怖がりで、すぐに泣いてしまうこと自体は、まあかわいいと言えばかわいいのですが。

 

この話、先生が、次回は先生と一緒にみんなを追いかける方をやろうか、と言ってくれたらしく、こんなところでも幼稚園の対応って素晴らしいなあと思っているところです。

 

二つ目は、幼稚園の課外でサッカー教室をやっており、その「体験」に参加した時のことです。

そもそも、サッカー教室の体験に息子が、行きたい!と言ったこと自体が驚きでした。

春休みの期間に地域の水泳教室があり、安かったので申し込んだのですが、どうしても行きたくないと言うのでキャンセルした経緯があったからです。

 

驚きというのはうれしい驚きの方で、息子が興味を持ってくれたのであれば、しめたもの、申し込んで行ってきました。

サッカー教室は主として年長の子供たち向けのようですが、ボールを蹴ったり、それを追いかけて走ったりなど、周りの子に比べて決してうまくはない、どころか指示されたこととやっていることがあっているのかどうかもよく分からない状態ではありましたが、息子は楽しくやれたようです。

途中までは。

前半は主にボールの扱いに慣れるための個人練習のようなもの、後半に試合形式だったのですが、試合中に泣き出してしまいました

試合と言っても、チームが分かれ、ゴールが決められており、ボールを複数使ったものです。

パスを要求されるとか、シュートを外して見方からなじられるとか、そういうレベルでは全くありません。

 

なんですが、息子には、みんなが自分の周りで走り回っているのが怖かったらしいです。

当日、サッカー教室の直後にもいっていましたし、翌朝、私と話しているときにも言っていました。

 

ただ、いずれでもそうなんですが、泣いたことが恥ずかしいって認識はないんですよ。

単なる昨日の出来事を語っているだけで、そこに感情がこもっている様子はありません。

言い方を変えると、改善しようって気持ちが本人にはないってことです。

 

「怖い」という感情を徐々に乗り越えてくれれば、それが一番いいことだとは思っています。

乗り越えるのは、自分一人のチカラでもいいと思いますし、誰かの助けを借りることでもいいと思います。

どうやったら自分が怖さを乗り越えられるのか、その方法を知る、また増やすということです。

 

ただ、一朝一夕にできるようになるわけではないこともまた確かです。

その出来るようになるまでの間はどうしたらいいのだろう、が悩ましいです。

泣き出すことは解決ではないからダメなんだ、と教えてもいいものなんでしょうか。

それを教えることで、怖さに耐えられるのであれば、周囲に迷惑をかけることは減るかもしれません。

ですが、息子の中では解決されず、人から(両親である私たちも含め)隠してしまうことになるわけです。

怖い時になくことが恥ずかしい、と教えることも同じ問題を引き起こします。

 

子育ては悩み続きを地で行く話ですね。