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池の周りに生い茂る木々

前職の同僚たちで、当時月1回は昼か夜に集まって食事をしていました。

コアのメンバーが6人ほど、今でも付き合いが続いています。

 

転職や離職に伴い、職場は散り散りになりましたが、それぞれ結婚して子供ができ、今度は誰かの家に集まるようになりました。

出産や家族の死去などがあり間が空きましたが、今回、2年振りに集まることになり、友人宅に行ってきました。

ホスト含め、4家族の参加です。

家から車で1時間半ほど、の場所です。

 

12時集合でランチを食べ、話をしながら、夕方に解散というプランです。

着いてすぐにお昼を食べる、だと慣れない場所で食事することになり、息子には辛いのではないか、ということで、ちょっと早めに現地近くに着いて、公園で遊んでから、目的地に行くことにしました。

現地へ向かう前に、お土産を家の近くで買いました。一人がハチミツを持っていく、と言うので、食パンにしました。有名なパン屋さんがあるのです(そこの食パンは何もつけなくても美味しいので、これでいいのか、多少悩みはしたものの)。

 

現地近くでは偶然、池のある開けた公園が運転中に見つかり、駐車場も空いていて、幸運でした。

公園沿いのいくつかのおうちからは、家を隔てた反対岸の木々が見えました。

桜もかろうじて咲いていましたが、それがなくても新緑の緑だけで、十分に気持ちが軽くなる眺めでた。

雨や台風の際には水かさが増える恐れがあるのか、どの家も高台に建っており、より一層、良い眺めなのではないかと思いました。

しかし、家の向きが公園にしっかり向いていないのです。

後から公園の造作が変わったのか、もともと公園を眺めることに興味がないのか、いずれにしてももったいないなと思いました。

かなり広い公園だったのですが、入ってすぐのところに滑り台やブランコなどの遊具があり、お砂場もありました。

息子はお砂場遊びを強固に主張したものの、これから他人の家に上がるのに汚れるのは嫌で、道具を持ってきていないことを理由に諦めてもらいました。

少し進むと、健康器具のようなものがあり、こちらで楽しく遊んでいるうちに砂場の事はすっかり忘れたようでしたが。

健康器具の一つに私たち両親がはまり、遊んでいたところで、小さな子供がやりたそうに見ているのに気付いて恥ずかしい思いをしたりもしました。

 

公園は池に沿って道路が整備されていたのですが、途中からは、小山のように盛り上がっていました。

階段の上り下りが好きな息子が、上りたい!と言うので、無駄に大変な思いをして階段を上りました。そして何もせずに降りてきました。

降りるときには、脇の坂道を下りましたが、息子は下り坂を走るのが好きなので、手を繋いで走り降りました。

次の階段では、初め、これも上る、と言っていたのですが、途中から、やっぱり下でママと待ってるからパパ、上を見てきて、と言われました。

他人に任せるようになったのか、という成長を感じつつも、こき使われている感じも否めません。

歩いている途中では、マムシなどが出現する可能性があるので、道から外れた茂みなどには立ち入らないように、という看板があり、道に出てくることもあるだろうに、大丈夫なのかなという話を両親はしました。

 

公園の出発点から反対の端には、やはりブランコや滑り台と言った遊具が置いてありました。

息子がブランコで遊んでいると、遊びに来た男の子に話しかけられました。

聞けば、今年年長になったとのこと、一緒にブランコに乗っていれば自分で漕げますし、よく見ると乗ってきた自転車には補助輪がついていません。

息子は三月生まれなので、学年が一つ違うと年齢は2歳近く違う可能性がありますが、それにしても運動神経がいいのだな、と感心しました。

 

そもそも、年長とはいえ、幼稚園児を一人で講演で遊ばせる、というのは私の住んでいる地域では観られないので、その点が一番びっくりでした。

ですが、よく聞いてみると、近くのベンチに父親が座ってみているとのこと、まあそうだよな、と納得しました。

息子は次から次へと、その子が持っている持ち物に興味を示します。

自転車、自転車のかごに乗っているグローブとゴム製の野球ボール。

 

私、近くで見守っている父親がこの光景をどう見ているのだろう、と考えていました。

その子の持ち物を、その子が了解しているとはいえ、他人の子供が使っているのです。

しかも、息子は一人では使えないので、自転車は親が押していますし(補助輪なしの自転車は乗れない)、グローブは子供同士が投げ合ってもキャッチボールにならないので、私が投げています。

見ようによっては、知らない大人たちが、自分の子供の持ち物を勝手に触っているようにも見えるので。

 

帰り道、その父親の近くを通った際に、一緒に遊んでくれてありがとうございます、と声を掛けられました。

そこでやっと、少し良いことをしたのかな、と気が楽になりました。

 

そこから池の反対側を歩いて車に戻ったのですが、何度も聞いたのに、息子が途中でトイレに行きたいと言い出しました。

急かして歩かせ、途中からは私が息子を抱えて走り、18キロの物体を抱えたまま走るのは、5分が限度だと思い知りました。

 

お友達のうちでの様子に続きます。