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過敏に気づいて耳を澄ます

週末にボーリング場に行ってきました。

ゲームセンターもあり、カラオケもあり、スポーツできる場所(バッティングセンターとか)まで併設されている大きな施設です。

 

なんでそんなところに行ったのか、ですが、息子がボーリングをしてみたい!と言い出したからです。

しまじろうの動画かなんかに出てきたみたいで。

 

行く前から懸念はしていた、というか多分ダメだろうと思っていたのですが、やっぱりダメでした。

ボーリングをするとか、そんなことではなく、ボーリング場の入口から先に入れないのです。

問題は大音量。

 

息子が嫌がることは、大きく三つあります。

一つは、音が大きいこと。もう一つは、どぎつい色彩。最後に人がたくさんいることです。

 

音が大きい、のは慣れてくることもあれば、時間が経っても嫌がり続けることもあります。

人の声や、工事現場の騒音よりも、音楽の方がより慣れにくいようです。

ボーリング場はボールが床やピンに当たってたてる音に加えて、音楽がかかっています。

そのため、ゲームセンターはもとより、ディズニーランドもまったく楽しめない、どころか怖がってだっこから離れることができません。

 

自閉症と、音に敏感であることがリンクしているケースは多いと聞きます。

ただ、結びつけて考えても、何かいいことがあるとは思えません。

もちろん、息子に関しては、ということです。

 

大音量がどのように嫌なのか、は息子が説明しようとしませんし、説明を聞いて対処できることがあるとも思えないので、特に聞いていません。

嫌がり方は、抱っこをせがみ、抱っこされると耳をふさいでいます。

暴れたり、声を出したり、はしません。

対処法は単純で、その場に慣れるまで居続けるか、その場所を離れて静かな場所に移動するか、です。

 

今のところ、慣れるまで居続けるのは、よっぽどの事情があるか、息子がそれを望むか、のどちらかの限られた場合しかありません。

息子が望むのは、例えばコンサートに行ったとき、映画を見ているとき、等です。

対処療法ではありますが、耳栓を試してみたいと思っています。

 

さて、そんな息子、同じ週末に大好きな銭湯に行ってきました。

まず、ママと一緒に入り、一度出てから今度はパパと一緒に入りたい、と言います。

この銭湯、内湯と外湯があり、息子は内湯が怖いと言います。

なので、この時期、寒くて仕方がないのですが、外湯へ行くことになります。

 

なぜ、内湯が嫌いなのか、今回、初めて、聞いてもないのに教えてくれたのですが、音が怖いのだそうです。

風呂場は密閉されていて音がこもりますからね。

私自身がどちらかというと音に鈍感です。そのため、普段から音がうるさいと息子に言われないとうるさいと認識しません(先日、良く行くスーパーで音楽がなっていることに、それも結構な音量でなっていることに初めて気づき、息子がスーパーに行くのを嫌がる理由は、遊べないからということではなくこの音のせいなのかもな、と気づいたくらいです)。

そのため、銭湯の内湯より外湯が好きな理由はてっきり、内湯には人が多い(外湯の方がスペースがあるため混雑しているように見えない)からだと思っていました。

だからなんだな、とその時は理解して、外湯に向かいました。

 

ところが、外湯でしばらく浸かって遊んでいると、内湯へ行きたい、と言い出しました。

もちろん、抱っこされていきたいそうで、息子を抱っこして風呂場を歩き回るとお大事様をタオルで隠せないため恥ずかしいのですが、そんなことも言ってられず、抱っこして内湯へ移動します。

抱っこしたまま内湯に浸かっていると、息子がもぞもぞしています。

おしっこしたいのか!?と身構えましたが、そうではなく、離してもらいたいそうで、離すとそのまま周辺(お湯の中)を歩き始めます。

正直、とってもびっくりしました。

 

夜、妻にこの状況を説明していたとき、息子が家で、音に過敏に反応することはない、という話になりました。

そもそも大音量を出すことがありませんが、目覚ましの音や、家電のアラーム音にも怖がることがないのです。

音に敏感なのは、音ではなく、場所に慣れていないからなのかもしれない、ということです。

内湯に入った銭湯は今回で3回目、特に気に入っている場所なので、早く慣れたのかもしれません。

 

まだまだ息子の成長、というか適応には分からないことが多くあります。

そして、それが楽しくもあります。