長風呂好きの、初めての銭湯

息子は平日は妻と風呂に入り、土日は妻か私のどちらかと風呂に入ります。
私より妻を好む話は以前書きました。

ところが年明けから、パパとお風呂に入る、と言い出すことが増えています。
この三連休は三日とも、パパと入る~、でした。
パパの好感度が上がった、のであればいいのですが、そうではないようです。

そもそも昨年末から、息子は長風呂が大好きです。
長い、というのは下手すると2時間近くお風呂に入っています。
正確には風呂場にいる、ですが。
何をしているのかと言えば、遊んでいるのです。
お風呂場にはおもちゃ(?)とカッコハテナ付きのものがあれこれおいてありまして、大半が容器です。
シャンプーの容器、洗剤の容器、飲料の容器、、、などなど。
そこに湯船のお湯を入れ、ジャーと流す、それが今、一番楽しい遊びのようです。

週末は妻が入浴、息子が食事、私が入浴、という順序です。
息子と一緒に食事をする際も、息子を先に食べさせ・寝かせて夫婦で食事をする際も、この順番です。
妻の入浴は食事の支度の関係もあり、手短に済ませがちです。
なので、息子としては、長く風呂にいられる父親とのお風呂を希望する、そんなことになっています。

このように、長風呂といえども風呂に使っているわけではない息子ではありますが、お風呂好きなら銭湯にでも行ってみるか、と週末行ってみました。
普段、さっと入ってさっと出る妻がゆっくり湯船につかりたい、と言っていたこともあります。
行く前は、どうせ息子はおもちゃの無い銭湯で妻と一緒にいたがり、結局はゆっくりなんて見果てぬ夢なんだろうね、と話していました。
が、妻と一緒にいたがるのは想定通りでも、予想外に息子にとっては楽しい時間になったらしく、妻もぬるいお風呂に長時間浸かれたようで、大変満足な時間となりました。
息子はまた行きたい、と連呼しています。
風呂上りに食べたソフトクリームもリピート要請に一役買っているのでしょうが。

さて、そんな息子君、口癖のように、なぜなぜと聞くのですが、どうも回答が理解できているとは思えないのです。
月はなんで空に浮かんでいるのか?
あの人(スーパーですれ違った人)はなんであれ(手に持っていた牛乳)を買うのか?
掃除機はなんで音がするのか?などなどなど。

一つ一つ丁寧に答えているのですが、どうも回答の中身よりも、誰か(主に母親)にその回答内容を伝えることに興味があるようです。
月は空に浮かんでいるんじゃなくて、はるか遠くのあの場所にあるんだよ、とかですね。
その場ではとりあえず母親に伝えにいくのですが、外で誰か(幼稚園の先生とか)にも伝えているのかと思うと、あんまり適当なことを言ってはいけないなあ、と思うところです。