当面は3ヶ月の休園。締めの言葉はお大事に?

年明けから市の発達支援教室に通うに当たり、幼稚園はどうするのか、を考えていま
した。
発達支援教室が週4日のため、残りの1日は幼稚園に通うのかどうか、です。

幼稚園側からの意見も聞き、水曜日も幼稚園に通わず、完全にお休みにすることにし
ました。
当面の期間は3月末まで。
発達支援教室が長引くようであれば、それ以降はその時に再度相談します。

休園する間の月謝をどうするか、は幼稚園に前例がないらしく、回答が延び延びに
なっていたのですが、事務費用として3か月で1万円支払ってもらえないかと言われ、
それで了解しました。
幼稚園には、定期的(おそらく月1回くらい)状況の報告をこちらからも、発達支援
教室からも行うことになります。
また、幼稚園で、担任ではないもののほぼ付きっ切りでこれまで面倒を見てくれてい
た先生も、支援教室の見学をしたいというので、こちらも定期的に行われることにな
りました。

以上は妻が全部手配してくれたので、私は状況を聞いているだけです。
何人かの親しいママ友にも年明けのお休みについて伝えられ、担任を初め、先生方か
らも暖かい言葉をかけてもらったようで、最終日に心置きなく帰ってくることができ
たと言っていてよかったなあ、ご苦労さんと思いました。

発達支援教室の方も並行して話が進んでいます。
元々、週に1回、平日の午後から通っていました。場所は、幼稚園に入る前からよく
言っていた児童センターと同じ建物です。
そのため、先生方を含め、ある程度、見知ったところに通うことになる、と思ってい
ました。

ただ、年明けから通うコースは、2クラスあるそうで、これまで平日に付き合ってい
た先生方とは違うクラスになります。
また、ランチについては、週4回のうち、週2回は子供たち(と先生)だけの給食、
週2回はお弁当を持参で親が一緒に食べる、という説明を聞いていましたが、親離れ
が重要なテーマだから、ということで、週4日とも、親の付き添いは行わないことに
なりました。
息子は食べることには真剣というか、執着がすごいというか。
幼稚園でも給食はまともに食べておりましたので、この点はあまり心配がいらなさそ
うだと思っています。

さて、幼稚園の話に戻りますが、ずっと話をしてきた相手は、担任でもないのに付き
添っていただいている先生と、園長先生の2名です。
一方で、幼稚園には園長の上に、理事長という人がいます。
入園式のときにお見かけしましたが、結構なおじいちゃんで(園長も結構なおばあ
ちゃんなのですが)、子供たちに向かって、子供向けの声や言葉をあまり使わず、普
通に話す人なんだな、と思っていました。

今回、休園の届けは形式上、理事長に直接手渡して、簡単に挨拶もしてほしい、とい
う依頼が園長からあったようで、妻が応対してくれました。
妻も大概な人見知りなのですが、遠くから見かけたことがあるだけの理事長もご多分
に漏れず苦手です。
元々そんなテンションで行ったのですが、書類の受け渡しと事務連絡が淡々と行われ
ました。
で、帰り際に、どうぞお大事に、と言われたそうです。

これ、妻がとても怒っており、あいつは自閉症を何にも分かっていない、と言ってい
ます。
ただ、私は、これから私たち、そして世間の多くの自閉症の子供を持つ親が置かれて
いる状況に、いち早く気付かせてもらってありがたい、くらいに思っています。
例え幼稚園の関係者であっても、自閉症がなんなのか、理解している、と思い込むの
は危険だと言うことです。
当然、これから先、出会う人たちの中には、自閉症に無理解な人もいれば、誤解を持
つ人もいれば、悪意を持つ人もいます。
そのような中、子供を守るための環境を整えることが親の務めなのでしょうが、親自
身を守るための訓練をしておくことも重要なのではないか、と思います。